レビュー
異世界迷宮の最深部を目指そう
文字数 5,025,797文字
ジャンル ハイファンタジー〔ファンタジー〕
キーワード R15 残酷な描写あり 異世界転移 異世界迷い込み ダンジョン 恋愛 欠損 魔王 奴隷 ヤンデレ 成長 シリアス 男主人公 西洋 ハーレム チート ハッピーエンド
あらすじ
「異世界に迷い込んだ少年は見覚えのない暗い回廊で目を覚まし、魔物にも人間にも殺されかける。その後、彼は元の世界に帰還する為、迷宮の『最深部』を目指すことになる。世界に優遇された全てを利用し、才能ある仲間たちと共に、少年は『最深部』に向かって進み続ける。――そして、迷宮にて待つ『理を盗むもの』たちの『試練』を乗り越えたとき、『貴方』が理無き世界の真実に辿りつく」
小説の紹介
感情を揺さぶられるシリアス長編ファンタジー!
絶望と不安定さと弱さを抱えながらそれでも必死に足掻く物語
概要
『異世界迷宮の最深部を目指そう』は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年から2021年まで連載されていた作品。
完結済の作品で、全518話が投稿されています。
ストーリー
主人公は見覚えのない暗い回廊で目を覚まし、魔物から受けた傷と毒を謎の美少女ラスティアラに治療してもらい九死に一生を得る。
この世界がステータスやスキルのある世界であることを知った彼は、元の世界に帰還するために「どんな望みでもかなうと噂される迷宮の『最深部』を目指す。
作品の特徴
練りに練られた設定と伏線
よくある異世界転生物のようなタイトルからは想像がつかない程に世界観や伏線が練られています。
読めば読むほど判明していく思いもよらぬ新事実や紐解かれていく伏線は見事の一言!
心を揺さぶられる展開と感情描写
それぞれのキャラクターに過去があり思いがあります。
主人公はウジウジ悩むし心が弱いし選択肢を間違えるし、ヒロイン達には漏れなく「ヤンデレ」で泣き叫びます。
どのキャラクターも心を曝け出しぶつけ合うところがこの作品の特徴で、だからこそ読者は心を揺さぶられ、感情移入してしまいます。
読了後のカタルシス
この作品はシリアスで重い鬱展開が多いです。
物語もスローペースで進みますし、時には主人公の行動にストレスが溜まったりもします。
けれど、読了後には最高のカタルシスが得られることを約束します!
長期間連載され、結構な文量の作品にも関わらず綺麗に完結された素晴らしい作品!
スロースタートな作品なのですが、3章くらいまで読めばこの作品の良さを分かってもらえると思います!
内容についても文句なく面白く、重厚で泣けるファンタジーを求める方には特におすすめです!
そんな小説家になろう屈指の名作を、まだ読んだことのない人は是非読んでみて!
作品まとめ
https://ncode.syosetu.com/n0089bk
https://kakuyomu.jp/works/16816700427255885484
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