レビュー
異世界食堂
文字数 728,243文字
ジャンル ローファンタジー〔ファンタジー〕
キーワード 残酷な描写あり 料理
あらすじ
洋食のねこや。
オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。
午前11時から15時までのランチタイムと、午後18時から21時までのディナータイム。
定休日はオフィス街が空になる土日。
ランチは1000円まで。ライス、パンとスープはお代わり自由がこだわりといやあこだわり。
猫の看板と入り口に据え付けられた招き猫の鈴が特徴っちゃ特徴の、猫好きだったじいさんが、どっちかと言えば犬派の俺に残した小さな店。
そんな、どこにでもある普通の飯屋さ。…ああ、たった一つだけ。他と違うところがある。
毎週土曜は、週に一度の特別な客が来る営業日になってる。
定休日じゃなかったかって?そうだよ。だから、特別な日。
毎週土曜だけ、ここは特別な客を迎えるから、表向きは休み。
じいさんが始めたことで俺も詳しいことは知らない。
けど『向こうの連中』はここのこと『異世界食堂』って呼んでるよ。
小説の紹介
アニメ化された異世界×グルメの先駆け作品!
週に一度異世界に通じる洋食屋のほのぼのファンタジー!
概要
『異世界食堂』は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2013年から2021年まで連載されていた作品。
全127話が投稿されており、残念ながら2021年以降は更新が停止されています。
ストーリー
「洋食のねこや」はオフィス街に近い商店街の一角にある普通の洋食屋だが、土曜日だけは扉が異世界につながる不思議な店。
土曜日になると異世界の各所からさまざまな人々が食事を求めて来訪し、彼らからはいつからか「異世界食堂」と呼ばれ愛されている。
そんな「洋食のねこや」を舞台に、様々な出来事が繰り広げられていく。
作品の特徴
一話完結式の群像劇
「洋食のねこや」に来る異世界人のお客さんに焦点を当てた群像劇がこの作品の特徴。
店員と客、時には客同士や関係者の物語が緩い空気で繰り広げられます。
基本的には1話完結式で、話自体も1話ごとに綺麗にまとまっているため、時間のない人でも気にせず楽しむことが出来ます!
料理の描写とグルメ要素
1話ごとに料理の名前がタイトルとなっており、その料理が関連する物語が展開されます。
どの媒体であっても、グルメ作品の名作はその巧みな描写で読者の腹を空かし空腹を促しますが、この作品は文字だけなのに読んでいて涎が垂れそうになるくらい美味しそう!笑
ほのぼのとした日常
異世界らしく様々な種族や身分、職業のお客さんたちが「洋食のねこや」でお気に入りの料理を見つけて舌鼓を打つ、そんなのんびりほのぼのした作品です。
常連客は皆好みの料理があり、その料理があだ名になっています!笑
日常系作品なので鬱要素はほぼ無く、ほのぼのした作風の作品を探している方や、バトルやシリアス作品から少し味変したい方、晩御飯に何を食べようか献立を考えている方におすすめの作品です!笑
ただし、読んでいてお腹がすいてくるので深夜帯に読むことは非推奨です!
そんな異世界×グルメの読んでいてお腹がすくような名作を、まだ読んだことのない人は是非読んでみて!
作品まとめ
https://ncode.syosetu.com/n1701bm
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