なろうダークファンタジーの代表作『黒の魔王』

レビュー

黒の魔王

異世界ファンタジー

ダークファンタジー

なろう名作

連載中

書籍化済

黒乃真央は悪い目つきを気にする男子高校生。彼女はいないがそれなりに友人にも恵まれ平和な高校生活を謳歌していた。しかしある日突然、何の前触れも無く黒乃は所属する文芸部の部室で謎の頭痛に襲われ気絶。次に目覚めた時には……。剣と魔法、モンスターの闊歩するオーソドックスな異世界召喚モノ！　

「小説家になろう」ダークファンタジーの大作！
ヤンデレといえばこの作品！

『黒の魔王』は、小説投稿サイト「小説家になろう」で2011年から連載中の作品。
現在も第1000話¹まで更新が続いている大作です。　　　

平凡な男子高校生である主人公が異世界に召喚。
仲間たちとともに冒険者として活躍し、強大な侵略者「十字軍」に立ち向かう姿を描いたバトル要素ありのダークファンタジー。

冒険要素もありながら戦記の要素もある珍しい作品で、決して最強ではない主人公が「黒魔法」や「呪いの武器」を駆使しながら過酷な戦いに身を投じていきます。

多くの苦難や「魔王の試練」を乗り越えて主人公が成長していく王道のファンタジー展開が魅力の一つなのですが、この作品を語る上で最も重要な要素は他にあります。

その要素は「ヤンデレ」！

それもものすごく愛が重く、ドロドロした女の内情が綿密に描写されている、背筋がゾッとするほどの…。（それも複数人…。）

けれどそこがこの作品の一番の魅力であり、ハードな鬱要素も含めて物語の深みのスパイス！
各章を読み終わるたびに思わずホッとため息をついてしまうほど描写が巧みで没入してしまいます。　

ただでさえ敵達はチートレベルの格上ばかりで満身創痍なのに、ヤンデレ達に振り回される主人公に敬礼！笑

そんな苦労性な主人公とヤンデレなヒロインたちの繰り広げる大作ダークファンタジーを読んだことのない人は是非読んでみてください！
（全体的に鬱要素やハードな内容なのでその点はご注意を！）

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